新盆の供養
2020.08.02
⑥新盆の供養
人が亡くなった後、初めて迎えるお盆の事を「新盆(にいぼん)」「初盆(はつぼん)」といい、特に丁寧に供養を営むのがしきたりとなっています。
この時には、決まったお供え物の他に、故人の好物などをできるだけたくさん供えます。
そして、親族や故人に縁のある方たちを招いて僧侶にお経をあげて頂いてから精進料理でもてなします。
また、普段のお盆のための盆提灯は秋草模様などの美しい彩色で描いた岐阜提灯を使用しますが、新盆の場合は白一色の提灯を用いることになっています。
「盆供養(ぼんくよう)」とは成仏している霊を年1回あの世からお迎えして供養する事から七七日忌(49日)を過ぎてから初めて迎えるお盆が本当の意味での「新盆」になります。
しかし、一部の地域では、初めて迎えるお盆をすべて新盆とするところもあるようです。
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